室生会ブログ

    2015.08.19 (水)|category:ニュース

    本日室生の振興センターで開催された宇陀市認知症サポーター養成講座に講師と
    して参加させて頂きました。講師とはいっても私自身まだまだ勉強のみである為
    受講頂いた皆様と一緒に勉強させて頂くつもりで勤めさせていただきました。
    『認知症サポーター』とは何か特別なことをする人の事ではなく、認知症の事を
    正しく理解し、偏見を持たずに認知症の方とその家族を応援していく人のことを
    言います。
    例えば認知症の方を抱えるご家族が、ご近所の迷惑になっているのではないかと
    気にしている時に『大変ですね。お互い様ですから気にしないで下さい。』と
    優しく労いの言葉を掛けるだけでもサポーターとしての立派な仕事です。
    今後一層の高齢化が進む中、医療や介護の公的サポートだけでは認知症高齢者
    に対応していくことは難しく、地域の方々の力が必要とされています。
    福祉の仕事に関わるものとして、地域でこのような機会があれば微力ながら
    力になっていければと考えております。

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    生活相談員 川北雄樹